2017年7月17日~2017年8月13日まで行われた「G1クライマックス27」。
自身2度目の優勝を飾ったロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也が「一夜明け会見」の場で「G1クライマックス」改定案と問題提起を新日本プロレスに提案した。
まあ、この『G1 CLIMAX 27』優勝者として、ひとつ提案というか、問題提起というか、できるのであれば、ひとつ来年の参考にしていただきたいと。それは…やはり出場者の選考基準ですね。最終リーグ戦、8月11日、12日の両国大会、それぞれ5試合ずつリーグ戦が組まれたわけで。トータル10試合ですね。ただ、11日も内藤対棚橋(弘至)が(優勝決定戦進出の)決定戦だったわけですよ。
12日もオカダ(・カズチカ)対ケニー(・オメガ)が決定戦だったわけですよ。ということは、2日間で10試合中8試合はもう消化試合だったわけですよね。まあまあ、リーグ戦だからしょうがない部分はありますけど、やはり新日本プロレスとして“最後までお客様を楽しませる”と。“最後まで皆様をドキドキさせる”と。やっぱりこれはね、必要なことでしょ?
これは選考した選手……ほかの選手を選んでおけばよかったのか!? それとも…そもそも20人なんて必要なかったのか!? どっちなんですかねぇ~。 なんかいまの『G1 CLIMAX』、最近の『G1 CLIMAX』ですね、19大会あります、じゃあAブロック、Bブロック(に)分けて、10人ずつにすれば、リーグ戦9試合、9試合(と)、優勝決定戦、全部で19大会と。なんかこれが先に準備されてんじゃないのかな?と。
“それありき”で、あとから選手を選んでんじゃないか? と。『Aブロック、10人選ばなきゃいけない』『じゃあ、まあしょうがないけど“コイツ”入れておこうか?』みたいな。なんかそういうのを凄く感じますよね、今年の最終リーグ戦を見ても。だから『そうじゃないだろう』と(言いたい)。やはり『G1 CLIMAX』に相応しい選手をまずピックアップした上で、『じゃあ“何大会”必要だから、“G1 CLIMAX”はこれだけやりましょう』というのが、正しい『G1 CLIMAX』のあり方なのかな?と、ボクは思うんでね。
まあ、『G1 CLIMAX 27』優勝者として、来年、より高いレベルの『G1 CLIMAX』を皆様に提供するにあたって、ボクはひとつ提案したいなと思います。まあ、ボクの言うことは、基本的には通りませんからね。『内藤がこんなこと言ってたな』というのを、覚えておいていただけたら幸いですよ。
引用記事:新日本プロレス公式
上記の提案を簡略的にまとめると・・・
軸としては・・・
“最後までお客様を楽しませる”
“最後まで皆様をドキドキさせる”
その中でどーしたらいいのか?
各ブロック決勝戦の2大会の「消化試合」をどーにかする。
そのためには、「G1」に参戦する選手を厳選する。
2018年の「G1クライマックス28」は、7月14日~2018年8月12日に行われるわけだが、各ブロックの決勝戦と優勝決定戦は東京武道館で行われる。
2017年の「G1クライマックス27」の最終成績
Aブロック勝ち点表
- 14点:内藤哲也 (7勝2敗) ※優勝決定戦進出
- 12点:棚橋弘至 (6勝3敗)
- 12点:バッドラック・ファレ (6勝3敗)
- 10点:飯伏幸太 (5勝4敗)
- 10点:ザック・セイバーJr (5勝4敗)
- 10点:後藤洋央紀 (5勝4敗)
- 8点:石井智宏 (4勝5敗)
- 8点:真壁刀義 (4勝5敗)
- 4点:YOSHI-HASHI (2勝7敗)
- 0点:永田裕志 (1勝8敗)
Bブロック勝ち点表
- 14点:ケニー・オメガ (7勝2敗) ※優勝決定戦進出
- 13点:オカダ・カズチカ(6勝2敗1分)
- 12点:EVIL(6勝3敗)
- 9点:鈴木みのる(4勝3敗1分)
- 8点:SANADA(4勝5敗)
- 8点:マイケル・エルガン(4勝5敗)
- 8点:ジュース・ロビンソン(4勝5敗)
- 8点:矢野通(4勝5敗)
- 8点:タマ・トンガ(4勝5敗)
- 2点:小島聡(1勝8敗)
34分35秒:旋回式デスティーノ⇒デスティーノ
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