プロレス記事とは、ちょっと違うかもしれませんが、本日、東スポwebより「【新日本】「何でジュースなの?」内藤またV4戦の相手に不満」と言う記事が公開されました。
以下が内容。
新日本プロレス29日の大分・別府大会でジュース・ロビンソン(28)とのV4戦に臨むIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(34)が11日、タイトルマッチ決定に苦言を呈した。自らが提案したタイガーマスクWではなく、9日両国大会の8人タッグ戦でフォール負けを喫したジュースの挑戦が認められたことが気に入らないという。連鎖する団体への不平不満は、格下と見下す挑戦者と、とばっちりを受けた虎戦士にまでぶつけられた。
新日プロは10日、両国大会で金星を挙げたジュースと内藤のIC王座戦を発表。王座戦を要求していたWとは、5月1日鹿児島大会での10人タッグ戦が組まれた。要するに内藤の提案は却下されたわけで、発表直後から本紙担当記者のケータイにはおびただしい数の着信履歴が残っていた。この日になって観念して電話に出ると、怒れる王者はファミレス緊急招集を発令。イカ墨パスタのヤケ食いが止まらない内藤は「俺は3月からジュースに3回もフォール勝ちしてるんだよ。たまたま両国で俺から1回3カウントを取っただけでIC王座戦? 俺の3勝はどこに行っちゃったんだよ。ビッグマッチ以外の大会で勝つことには価値がないとでも言うの? ましてや俺は他の選手を指名してたんだよ?」と、耳にタコができそうな団体批判を展開した。
防衛戦は王者が望んだことだが、挑戦者には大いに不足ありだ。「こんな結果の見えた試合、ワクワクする人いるの? 新日本は大分のお客様をバカにしているのか、と。まあ逆を言えば、ここまでハッピーエンドが約束されてるビッグマッチはないから、そこを売りにしようとでもしてるのかな」と、早くもV4戦を消化試合に位置付けてしまった。
ちなみに内藤がヘソを曲げないよう団体が配慮したと思われるWとの10人タッグ戦も、どうやら逆効果に終わったようだ。「なんでWが縁もゆかりもない鹿児島に出てくるのかは分からないけどね。まあ俺は新日本がIC王者の言うことを聞いてくれるか試しただけで、W自体には興味なかったから。中身は少し気になるかな、フフフ…」と不敵な笑み。ストレス発散ついでに、Wの覆面はぎも示唆した。そんなことをしたら繊細なWは実家に帰ってしまうかもしれない…。言いたいことを言い終えるや、会計2825円のうち5円だけを支払って帰路に就いた制御不能王者。今年に入りグチりっぱなしのうっ憤が、次期シリーズ(22日、後楽園で開幕)で爆発する。
引用記事:東スポweb
おそらく・・・というか、この記事は岡本佑介氏が書いていますよね?
正直、さすが「プロ」だと感じますね。
勿論、記事に書かれている内藤哲也の発言や会社に対する不満も「正論」なんですが、これ・・・書き手によって「つまらない記事」になりかねませんよね。
内藤哲也と岡本佑介氏の「信頼関係」で成り立っている記事ですが、もしこれがニコプロの「鈴木健氏」だったら、ここまで「突っ込んだ記事」書けませんよ。
だって、信頼関係の構築は岡本佑介氏よりも劣るし、まぁ、ライターと比べるのも変ですが・・・汗
特に、この記事で凄いな~と思うところは・・・「情景」が頭の中で動画として流れ出す言葉の選びなんですよね。
例えば・・・
- 5円だけを支払って
- 耳にタコ
- おびただしい数の着信履歴
- 観念して電話に出る
この言葉を読んだだけで「情景」が浮かんできますよね?
- 5円だけを支払って・・・内藤さん、ケチだな~
- 耳にタコ・・・内藤さん、相変わらず、しつこいな~
- おびただしい数の着信履歴・・・メンドクサイな~
- 観念して電話に出る・・・はぁ、しょうがない、電話に出るか~
私もコピーライティングで生きている人間として、この記事を読んで、改めて「プロの仕事」というか、忘れかけていた「何か」を呼び戻せたというか・・・思い出したというか・・・まぁ、これからのプロレス記事に反映できるかどうかは分かりませんが・・・すべては、あなたという「読み手次第」でコピー力は決まるんですが www
・・・頑張ります www
では。