オレら鈴木軍は「野良犬」の集まり・・・
このワードセンス・・・流石ですね。
この言葉は、鈴木みのるの言葉であり今週号の週刊プロレスに書かれているワード。
2017.1.5 東京・後楽園ホールで新日本プロレスに約2年ぶりに帰還した鈴木軍。
この時、鈴木みのるが発したマイクは・・・
テメーらの宝、俺たちにすべて寄越せ!
「宝」とは、ベルトの事。
そして、2017年2月5日(日)北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで、急遽!?組まれたタイトル戦。
◆ IWGPジュニアタッグ選手権試合
vs
×TAKAみちのく&タイチ【鈴木軍】
vs
vs
デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー【鈴木軍】
◆ IWGPヘビー級選手権試合
〇オカダ・カズチカ【CHAOS】 vs 鈴木みのる【鈴木軍】×
・・・結果、鈴木軍全敗。
しかも、2017.2.5 北海道大会まで「時限爆弾的な発言」を鈴木みのるは繰り返してきた。
- 新日本プロレスの構図、今選手が何を考えているのか?すべて知っている。
- これから鈴木軍は、増えるかもしれないし減るかもしれない。
- 新日本プロレスに内通者がいるかもしれない。誰かが招き入れた可能性だってある
・・・など、など。
また、究極が「結果がすべて」と言っていることから、ベルトも取れず、数々の発言も実行されず、答えも示さず・・・「大ボラ吹き」になってしまった・・・(鈴木みのるの発言)
昨年の12月でプロレスリング・ノアから離れる際も「時限爆弾」的な発言をしたが、鈴木みのるの口からその真相も未だに明かされていない。
つまり、盛り上げるだけ盛り上げ、「時限爆弾の真相」も明かさずに試合をして終わり・・・という結末が何度も繰り返されている。
勿論、お客様を会場に運ぶまでの「煽り」に関していえば天下一品。なぜなら、今回の北海道大会も「札止め」にはならなかったが、5,545人 (超満員)となったから。
振り返ってみてくれ。
2016.4.10 両国国技館で行われた「IWGPヘビー級戦」。
この試合で勝利した内藤哲也は、仲間の乱入にレッドシューズ海野に対して暴行。また、ベルトを天高く放り投げ会場を後にした。けど、ファンの歓声はブーイングではなく「歓声」だった。
解説席にいた蝶野正洋が言っていたが「昔なら暴動」。だって、選手権試合を内藤哲也は壊しているわけだから。
でも、歓声が起きた。
ファンは、内藤哲也を支持した。
今、鈴木みのるがやろうとしていることは蝶野正洋が言う「昔なら暴動」というアングルではないのか?
散々、煽っといて真相を言わない・・・
でも、今週号の週刊プロレスで「ようやく」鈴木みのるは「事の真相」を「素直」にしゃべっているようにも感じる。
◆新日本プロレスに戻ってきてタイチがノビノビやっている。鈴木軍の選手それぞれがやる気に満ちている気がする。
◆空回りしたのかもね。プロレスリング・ノアに行った時と今回の1番大きな違いはそこかも。あの時は、もっと切羽詰まっていたような気がする。
◆新日本プロレスは何かが違うんだよ・・・でも大丈夫、全然反省していないから。
◆オレら(鈴木軍)は、所詮、野良犬の集まり。
◆仕切り直し・・・
・・・これはほんの一部に過ぎないが、これだけ読んでも素直な鈴木みのるが伺えるだろう。
逆に物事を考えれば、大きい会場で1度試合をして、今時代お客様が求めているスタイルを分かったのかもしれない。
1度で分かる鈴木みのるはやはり凄いのかもしれない。
また、記者から「結果を残さなければ新日本プロレスに生き残れない。」と質問をされた際には・・・
みのる:何かやらないと存在意義もないからね。しびれるね、そういうの。
明日(2017.2.26)の試合からバレットクラブが帰還する。
http://www.njpw.co.jp/series/honor-risingjapan-2017
これで、新日本プロレスには5つのユニットが存在するわけだが、どのユニットが生き残れて、どのユニットが「サヨナラ」するのか?この辺にも注目したいし、新たなユニットも結成される可能性もあるわけだからこの「荒波」を鈴木みのるからは乗りこなしてほしい。
最後に。
プロレスリング・ノアにいたときは、ノア vs 鈴木軍という構図の中で、相手は1つだけだった。
これが、新日本プロレスに帰還した途端、相手が4つになった。このアングルを鈴木みのる側から想像すると、とても大きな存在に見えるのかもしれない、また「やる気」になるのかもしれない。
今回はつまずいたが、この荒波を乗りこなす・・・また頂上にたどり着く鈴木みのるの手腕にも注目したい。
・・・こんな視点も書き加えておく。
プロレスリング・ノアに鈴木軍がいたときは、鈴木みのるが語らなくても他の選手が鈴木みのる・鈴木軍についてコメントを残す。
そのコメントが・・・
など・・・
鈴木みのるが語らなくても他の選手が「宣伝」してくれていたわけだ。つまり、他力本願というのか?自分の力を使わずして知名度を上げる・・・それがプロレスリング・ノアでは出来ていた。
しかし、新日本プロレスに帰還したら、2017.2.5 北海道以降、誰も鈴木軍に触れる選手など存在しない。唯一、鈴木軍に絡んでいる選手はコメントを残すが、その選手の知名度、影響力なども乏しければ、知名度を上げることは出来ない。
だから、鈴木みのるなんて新日本プロレスに帰還してから自らツイートを多くしている気がしないか?
例えば、内藤哲也に物事を置き換えてくれ。
プロレス解説者の柴田惣一が編集長の「プロレスToday」でタイチのインタビューが昨日掲載されていた。そのタイトルは・・・
「内藤は俺のパクリ」と「世界一こずるい男」タイチが「ディーバ」阿部未歩とニンマリ
ケニー・オメガのインタービュー記事でも・・・
「俺のクオリティーが一番であり、オカダよりも内藤(哲也)よりも、俺こそが新日本のリーダーにふさわしいということをファンに証明しなければならない。そのためにはベルトが必要だ。だから一番早い方法を選ぶ」と断言。
どちちらの記事でも「内藤」というワードが含まれているだろう。これが、プロレスリング・ノアにいたときは出来ていたのだ。
だから、この展開にどのように鈴木みのるは持っていくのか?興味があるのである。
まとめると・・・
他の選手に気になる存在にならなければならないということだ。それが小さい島では出来ていたが、新日本プロレスという大きな島で出来るのか?鈴木みのるのセンスであれば可能であると信じたいが・・・乞うご期待という感じですかね www
では。